酒のみの健康術

3回転んでわかったこと

私はこの夏、3回も転んで、その度に結構な怪我をした。3回目に転んだ後、家に着いて鏡を見ると、右目の目尻が裂けて、血まみれになっている。何とかシャワーを浴び、痛みを堪えて眠ったが、翌朝シーツは血で汚れていた
私が愛したお酒たち

夏のワインは緑色 vinho verde

こう毎日暑いと、ビールに続いて冷えた緑のワインが飲みたくなる。ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデは、完熟前の若いブドウの実を摘んで作ることから、こう呼ばれる。微発泡性で、若々しいすっきりしたワインである。
旅のかけら

もしもマダニに噛まれたら

翌朝、仕事場でわき腹に違和感を覚えたので見てみると、ぷつんと赤く膨らんだものが。近所の皮膚科に駆け付けると、看護師さんが「足が見えますね」とひと言。マダニ間違いなし。医師が針のようなものでツンツンと20回ほど刺し、ピンセットで抜いてくれた。
私が愛したお酒たち

ビアガーデンで歌ったら(札幌市・大通公園)

札幌の夏はビアガーデンとともにやってくる。11丁目会場「札幌ドイツ村」では、メニューに「乾杯の歌」が書いてある。午後7時、その歌をお客全員で歌い、最後に声をそろえて「ブロースト(乾杯)」と、ジョッキを合わせた。
旅のかけら

カダフィの娘から連絡が(インスタグラムの洗礼)

私は深く考えもせず、その人のフォロワーになった。美人に弱いからだ。すると、その人からメッセージが入った。「Hellow」。私もメッセージを返した。「Hi」。すると次に自己紹介を送ってきた。「私はアイシャ・カダフィ。リビアの前大統領の娘です」
私が愛したお酒たち

1本の缶チューハイから

「街頭演説が終わった後、私と同じ就職氷河期世代の男性が近づいてきて、今日飲もうと思っていた缶チューハイをカバンから出して、私にくれたんですよ。寄付するお金がないから、せめてこれだけでも飲んでくれと。これは重かった」
酒場物語

消しゴムの賢い使い方(ススキノ・勝のやきとり)

私が40年前に通っていた高校で、ある日、教師がこんなことを言った。「〇〇高校、××高校、△△高校、この三つは御三家と言われ、一流だ。では、うちはどうか。1.5流である。なぜなら、教師は一流だが、生徒は二流だからだ」
私が愛したお酒たち

あのウィスキーをもう一度 Drink it again

思い出したようにウィスキーが飲みたくなることもある。そんな時はFAMOUS GROUSEだ。きっかけは、函館のギャラリー村岡の村岡さんと話したことだった。このウィスキーの香りに酔いながら、私は自分の知らない時代の自由さを味わっている。
旅のかけら

あるラーメン屋の思い出(鹿児島・天文館)

先日、釧路でラーメンを食べていたら、ふと、鹿児島でのことを思い出した。繁華街の天文館である店に取材を申し込んだら、70歳くらいの店主がとても喜んでくれた。最後にその女性は、私たちに「お小遣いよ」と言って、お金を渡してくれようとしたのである。
酒場物語

鮨屋の親父の塩辛

私には顔なじみの鮨屋が一軒ある。この店主、肺がんのステージ4なのだ。それでも毎日店に立ち、鮨を握る。仕事が趣味のような人だ。「はい、いつものお土産。今日はサクランボもどうぞ」 店を出るときに渡してくれたのは、親父さん手作りのイカの塩辛。
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