増税対策は万全だった

私が愛したお酒たち
増税前に買ったもの

ビールも日本酒もワインも

今日(2019年10月1日)から、消費税が10%になった。先日、ススキノの「勝のやきとり」で、「増税前は駆け込みで買うものが多くてね。ビール、日本酒、ワイン、ウィスキー…」と指折り数えたら、勝さんがにやにやしていた。隣の師匠も「そうだよな」と、妙に納得の表情だった。ちなみに師匠も勝さんもクレジットカードは持たず、ましてやスマホではなくガラケー(勝さんは携帯すら持たない)なので、キャッシュレス払いの恩恵はいっさいない。

もっとも、電子マネーの支払いでポイント還元してくれるのは、規模の小さい小売店に限られる。たとえばアマゾンで新刊本を買うとなれば、やはり10%になるのだろう(今確認したら、やはり値段が上がっていた)。古本でも、送料が上がるに違いない。だから、なるべく本を買った。 お酒はネットショップでワインの6本セットを一つ。フランス、イタリアなど、いくつかの国のものが楽しめる。ビールは近所のスーパーで、24缶入りを3箱も。うち2箱は本麒麟で、私もそれなりに節約はしているのである。

企業が一枚上手だった

だが、買い忘れはあるもので、師匠お薦めの『大審問官スターリン』が抜けていた。この本、「勝のやきとり」の常連の中では、ちょっとした話題なのだ。ちょうどいいやと、車のガソリン(これも増税対象だ)を入れがてら、郊外の大型書店に行き、無事入手。ついでに、『蜜蜂』というノルウェー作家の小説、さらに私の定番ウィスキー「フェイマス グラウス」も買った。これであとは、日本酒を買えば、当面の準備は整う。
そう思いながら仕事場に帰ってきたところへ、宅配便の方が日本酒を届けに来た。息子が旅先から送ってくれたものらしい。それに浮かれて、昨晩、私はなじみの七蔵へ行くのをすっかり失念してしまったのだ…。

ところで、この話には悲しいオチがある。昨日の大型書店のカウンターには、「ポイント5%還元」のお知らせがあったのだ(でも、やめたと言えず、買ってしまった)。つまり、カード払いなら、今日の方が安かった。しかも、いつもガソリンを入れているエネオスからは、「カード払いなら2%還元」のメールも今日届いた。おまけにアマゾンでも、本のまとめ買いをすれば、冊数に応じて4%、8%、最大10%のポイント還元があるらしい。私の増税対策は、完全に空振りだった。むしろ、損をしたのかもしれない。でも、いいよ。やけ酒には十分な備えがあるから。

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