酒場物語 勝さんロス 昨日の12月20日は、ススキノの「勝のやきとり」最後の日。勝さんの奥様もカウンターの中でかいがいしく働いている。が、美女に「よし、アイコ握手しよう」と、何度も手を差し出す。最後まで女好きのキャラを貫いている。これぞプロだ。 2019.12.21 酒場物語
酒場物語 眼鏡をはずそう! Let’s take off glasses ! 常連さんの1組にAさんご夫妻がいる。Aさんの奥さん(A子さんとしておこう)は、舞台女優として札幌で数々の演劇に出ている。ご夫妻は、人もうらやむ美男美女のカップルである。私は最初、Aさんも俳優だと思ったくらいだ。二人のなれそめはというと… 2019.12.15 酒場物語
私が愛したお酒たち 安来の地酒、月山を飲む 「月山 特別純米 出雲」を手に入れた。どちらかというと女性好みの、ほのかに甘い酒だが、しっかりとした芯のある上品なうまさがある。かすかに残る炭酸味といい、すっきりとした後味といい、飲んでいて実に気持ちがいい。 2019.12.06 私が愛したお酒たち
旅のかけら カフカについてのかすかな思い出 a little memory of Kafka プラハのカフカミュージアムに入ると、入口に小柄で、銀髪の品のいい老女がいた。パンフレットの売り子らしい。唇に指をあてて秘密だよといったしぐさで、「あなたがこのパンフレットを買ってくれたら、ただで入っていいよ」と言う。 2019.12.04 旅のかけら
旅のかけら 松江の居酒屋で王禄を飲む 3種飲み比べの超王禄はすっきりとした辛口純米。食中酒としてなかなかよい。丈経というのは、杜氏さんの名前らしい。うまみと強さがある。純米大吟醸酒は香りが華やかで、上品かつうまい。さらに「奥出雲ワイナリー」の「小公子」を一杯。 2019.12.01 旅のかけら
私が愛したお酒たち 安旨本醸造酒その1「上喜元 翁」 私の顔を見るなり、スタッフの方が「安旨の酒、入りましたよ」と、顔をほころばせて言う。高い酒を買わない客と、しっかり認知されているのである。で、薦めてくれたのが、「上喜元 翁」と「陸奥 男山 クラシックヌーボー」の2本。 2019.11.22 私が愛したお酒たち
酒のみの健康術 点滴生活の余滴(愛は風のようなものだよ) 初日から点滴の予測というか、覚悟があったので、読みかけの文庫本『ワインズバーグ、オハイオ』(シャーウッド・アンダーソン)を持って行った。「愛は風のようなものだよ。真っ暗な夜、木々の下の草を揺らす風さ」などという詩的な文をじっくり味わった。 2019.11.16 酒のみの健康術
酒のみの健康術 3日連続の点滴 先生はおなかを触診し、「急性胃腸炎ですね。点滴しましょう」と言う。最初に採血し、1本目の点滴を受けているうちに結果が出て、2本目を追加。ベッドでうとうとしていると、時々仲間由紀恵似の看護師さんが、優しい声をかけてくれ、白衣の天使に見える。 2019.11.13 酒のみの健康術
私が愛したお酒たち 「酒一筋」(岡山)の思い出 この酒を初めて飲んだ25年ほど前はインターネットの黎明期で、「ご近所さんを探せ」というサイトがあった。知らない地域のことを問い合わせると、親切な人が返事をくれたりした。留萌の人に地元の風景写真を撮ってもらい、送ってもらったことさえある。 2019.11.07 私が愛したお酒たち
本日の一品 コーヒー豆は自家焙煎で あるコーヒー豆焙煎会社の創業者に聞いたのだが、「豆はしっかり焙煎すると、それだけ水分が飛んで軽くなる。うちではダブル焙煎といって、二度焙煎しているので、同じ重量の豆であれば、よその会社よりも豆の量が実質的には多いんです」という。 2019.11.04 本日の一品